Chairman Policy
理事長 所信
2023年度 一般社団法人白根青年会議所 理事長
青柳 勝人 / Masato Aoyagi
【スローガン】
~夢を描き、私たちが暮らすまちの未来を胸に今実行しよう~
【基本理念】
感謝の気持ちを忘れずに、愛するまち白根の創造
【基本方針】
1、まちづくり
愛するまちの未来を描き、全ての人が笑顔になれるまちの創造
2、ひとづくり
失敗を恐れず積極果敢に行動できるリーダーを育成
3、会員拡大
地域で活躍できる仲間を多く増やす
4、創立40周年記念式典の開催
5、青少年育成事業の開催
【所信】
私は、白根が大好きです。このまちで生まれ、このまちで育ち、今もこのまちで暮らし、誰よりもこの白根を愛しています。
白根大凧合戦が私の生きがいです。魚町に生まれ子供の頃父に手を引かれ、凧作りや凧合戦に参加してきました。凧合戦の良いところは年齢問わず凧に対して情熱を注ぐことができ、一本の綱にそれぞれの熱い想いを込めて大空に舞い揚がるところです。私も今では子供たちに教えて行く立場になり、大好きな凧に対しての情熱を伝えていきたいと思います。
〈はじめに〉
1983年11月13日、希望に燃えた明るい豊かな郷土づくりに邁進することを誓い、全国で722番目に熱き情熱と、高い志をもった青年たちが集まり、この地域で白根青年会議所が設立されました。長きにわたり「明るい豊かな社会の実現」を目指して先輩諸氏が地域の為に尽力されてこられたことに対し、ここに改めて感謝と敬意を表します。
2010年に青年会議所に入会して多くの先輩から学びを頂きました。入会間もない時は、行きたくないな、と常に思っていた日々でした。起業したばかりでお金もなく、さらに時間の作り方なども分かりませんでした。例会を休み、委員会にも行かない時もありました。その時一人の先輩から言われた一言を今でも覚えています。「お前はこのまちは好きか?」と聞かれて、私は素直に「大好きです。」と答えました。大好きな白根のために、私は何ができるか考えるきっかけとなしました。それから私は考え方が変わり、この地域の未来に対して夢を持ち、運動し続けることが一番大事なのだと今に至るまで思い続けています。
この時代だからこそ、我々青年経済人が地域のリーダーとしての気概や情熱を持ち、地域に根差した運動を展開していかなければなりません。今日に至るまで先輩諸氏が活動してきた歩みを止めることなく、時代の変化に立ち向かえるリーダーを一人でも多く輩出し、同じ志をもつ同志を増やし困難な局面でも共に支え合い新たな一歩を踏み出していきましょう。
吉田松陰の言葉で「夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし、故に、夢なき者に成功なし。」とあります。この言葉は、私の座右の銘であり、青年会議所運動をする際の指針になっています。
〈活力あるまちづくり〉
南区は、新潟市屈指の農業大国で知られています。お米をはじめ果樹、切り花や野菜など多くの農産物を県内はもとより、県外にも出荷されています。名産などが沢山ある南区を誇りに思います。また日本三大染物である白根絞りに、白根仏壇、笹川邸、角兵衛獅子、白根大凧合戦など歴史や文化に触れることができる地域です。この地域を魅力であふれ、活力あるまちにするために、我々青年会議所が地域に必要とされる事業を企画・実践し、地域に住む全ての方が、まちに誇りを持ち、郷土愛を感じ、活気ある豊かなまちづくりをしていきます。
この地に生まれてくる子供たちが輝けるまちを目指し、誰かがやるのではなく私たちが先頭になり、明るく活力あるまちにしていくことが重要と考えます。多くの魅力を調査、発掘し、地域がもっと輝けると信じ、生き生きした活力あるまちを目指し邁進していきます。
〈夢を描けるひとづくり〉
子供の頃よく質問される言葉の一つ、「将来の夢は何ですか?」と聞かれます。私は、料理人になると宣言していました。それは、叔父の経営する割烹料理店によく手伝いをしていて、クリスマスプレゼントは包丁や調理器具を貰っていました。本当に料理を作るのが大好きで多くのお客さんと会話することで多くの学びもあり、魚市場で様々な経験もさせて頂きました。その時の経験が今に生きていると思っております。大人になり様々な失敗や挫折も経験しますが、失敗は悪いことではなく成功する糧になると考えます。青年会議所の運動をしていくうえで、夢を描き続けることができる人材が多くできることは、地域の課題解決に向け、情熱を持ち立ち向かえる、人材が必要とされています。未来に明るく輝けるリーダーを育成していくことが、今後の白根青年会議所が輝けることだと信じています。
〈会員拡大について〉
このまちで運動していくうえで、会員拡大が最重要であります。組織の根幹であるメンバーを増やすことで組織の存続につながります。青年会議所は20歳から40歳で職業を問わない団体で、様々な職種のメンバーで構成しています。
新しいメンバーが増えることは、多様な意見などで議論できるなど、青年会議所の活性化になります。拡大方法にも多種多様なツールを使い、他県の成功した事例も参考にしていくことが必要と考えます。2017年には、新潟ブロック協議会の委員長として出向し、会員拡大支援を担当しました。その時の経験なども取り入れ本年も一人でも多くのメンバーを増やすことが私の使命だと感じています。青年会議所を大好きになってもらい、地域課題に積極果敢に立ち向かえる仲間を増やしていきたいと思います。
〈40年間の歩みに感謝〉
本年度、(一社)白根青年会議所が創立40年目を迎えることができるのも、設立より先輩諸氏の「明るい豊かな社会の実現」のため熱い想いを襷に込め運動されてきたおかげです。また、長きにわたり、青年会議所の運動に御理解をして頂いている地域に住む全ての方々に感謝申し上げます。創立記念式典において、先輩諸氏から受け継いできた歴史に敬意と感謝を表すとともに、このまちを愛し、このまちの未来が輝ける為に後世に襷を繋ぎ、これまでの歩みを止めず、45年、50年と前に向けて進んでまいります。
〈結びに〉
このまちを愛し、このまちで商いをし、このまちの未来のために行動し続ければ、明るい豊かな社会の実現は必ずや達成いたします。大きな壁にぶつかり失敗もするときもあります。失敗を恐れず前へ進み、このまちに住む全ての人々が笑顔になれるまちづくりをしていきます。40歳までの限りある時間を無駄にせず、最大限の力を発揮して運動すれば素晴らしい人生になると信じ前進していきましょう。大好きなまちの未来を想像し今実行していきましょう。
